マリナ・シムカニク氏(左)とビタリー・アルダニコフ氏(ジェトロ撮影)
「ダイイチ」:日本製品で売上好調 – ウラジオストク・500店販売
“Daichi”: Good sales of Japanese products-Vladivostok wholesale
“Daichi”:日本产品销售良好 – 符拉迪沃斯托克500家商店
2019年03月28日
「ダイイチ」:日本食品輸入商社
ロシア極東のウラジオストクを拠点に、約500店舗の卸先を持つ大手の日本食品輸入商社です。
2000年の創業以来、販売網を広げ、現在では大手スーパーの「アズブカ・フクーサ」や「マグニト」も卸先としている。
サハリン州担当営業部長:ビタリー・アルダニコフ氏
国際事業部:マリナ・シムカニク氏
最近の動向について話を聞いた(2月15日)
(問)2018年営業利益どう評価しているか。(答)ここ2~3年の売上高は安定している。
(問)取扱製品と卸先について。(答)しょうゆやインスタントラーメン人気。卸先はスーパーが基本だ。
(問)他国製品の取り扱い状況と評価は。(答)取扱商品はメード・イン・ジャパンが基本。
以前は安価な韓国製品も取り扱っていたが、
現在取り扱っている韓国製品は昆布のみ。
韓国製品は輸入業者が多く競争が激しい。
(問)ロシア極東とロシアの他地域の違い、
(答)極東はロシアの他地域と違い、アジアフードを受け入れられる文化がある。
特にしょうゆは既に一般家庭での肉料理などに使われており、質の違いが分かる一般消費者も多い。
また近年、日本への航空便の増便、日本製品に興味を持つ人はさらに増えていると思う。
われわれは常に新商品を探している。ロシアに売りたい商品があれば、ぜひ情報を提供してほしい。
– ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/03/ae034db1afa97c3b.html