古河電工:鉗子の位置を直接可視化:ワイヤレス給電(動画):
Furukawa: Direct visualization of forceps position:Wireless power supply:
古河电工:钳子位置的直接可视化:无线电源
ー医療向けワイヤレス給電技術ー
古河電工:
放射線などに代わり、低侵襲で体内の医療器具を視覚化する技術です。
非接触給電技術を応用しました。
- 内視鏡やカテーテル、鉗子の位置を、
- モニター越しではなく、
- 直接、可視化することができます。
体内の医療器具の位置が体外から見える。
こんなところに活用:
- カテーテル
- 軟性内視鏡
- 止血クリップ
- 中心静脈用器具
医療器具の置き忘れ防止 など
特長:
- LED(体内)などにワイヤレス給電し,電源不要
- 身体に触れずに発光させ,体外から目視、位置検知
- 構造が簡単なので高信頼性
コイルを近づけるだけで、 医療器具の位置が分かります。
さまざまな用途への応用が期待できます。
他用途への展開:
本ワイヤレス給電技術により、 他にも様々な用途が考えられます。
・ペースメーカー/植込型除細動器 開胸手術による電池交換が必要
→ 本技術により装置寿命が延び、患者の負担軽減!
・カプセル内視鏡
→ 本技術により、体内画像の撮影回数を増やせる!
https://www.furukawa.co.jp/product/exhibition/medtec2020/pdf/medtec_02.pdf
ワイヤレス給電技術を医療分野で事業化(鉄鋼新聞)
古河電工:
ワイヤレス給電技術の医療分野への展開を目指している。
ワイヤレス給電技術は、送電・受電側の二つのコイル間を、磁界を介して無線方式で電力を送るもの。
医療分野に応用:
古河電工では、コイルやLEDライトを組み合わせた部材を試作した。
カテーテルなど、
- 医療器具と共に体内に埋め込み、
- 外からライトに給電して位置を知らせ、
- 医療用途での事業化を目指している。
体内位置の検知:
開発中の「非接触体内医療器具向け、位置検知技術」
- 医療器具と受電コイル・LEDライトなどを、
- 検知部材を体内埋め込み、
- 外から給電コイルをかざすだけで、
発光により位置が一目で分かるもの。
従来、患者負担大きい:
現在は、体内医療器具などの位置は、レントゲンやCT装置などを用いて探す。
しかし、検知精度が劣り、長時間かかり不便。
今後、患者負担を軽減:
体内発光により、問題個所を確実・簡単に見つけられる。
この技術が実用化されれば、医療現場や患者の負担軽減につながる。
古河電工の技術結集:
- コイルに使う巻線に加え、
- 電子回路設計や精密加工など
- 古河電工が持つ多彩な製品・要素技術を結集する。
発熱や他の医療機器への影響を抑える工夫を重ねながら推進。
- 体内での医療器具の位置検索、
- 器具置き忘れ防止向け用途も、
医療器具メーカー向けの供給を目指す。
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9b9be025c600e3789b33d13cfec38f725a7c638
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