📶NTT、毎秒100ギガビット無線伝送を、世界で初めて新原理(OAM多重)を用いて成功 

📶NTT、毎秒100ギガビット無線伝送を、世界で初めて新原理(OAM多重)を用いて成功

日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)は、2030年代の無線需要を支えるテラビット級無線伝送の実現を目指し、OAM多重という新原理を用いて毎秒100ギガビットの無線伝送に世界で初めて成功しました。

OAM(Orbital Angular Momentum:軌道角運動量)を利用した新原理により作りだされる電波にデータ信号を乗せ、広く利用されているMIMO(Multiple Input Multiple Output)技術を組み合わせ処理するNTT考案の方式により、飛躍的に大容量化を実現できることを実験室の環境で確認しました。

今回の実験は、この原理がLTEやWi-Fiのおよそ100倍、また、現在予定されている5Gの5倍、という大容量の無線伝送に適用できる可能性を示しており、コネクテッドカーやVR/AR(仮想現実/拡張現実)、高精細映像伝送、遠隔医療等が普及する5Gの次世代を実現する革新的無線通信技術に貢献するものです。

NTT持株会社ニュースリリース:NTT HOME

http://www.ntt.co.jp/news2018/1805/180515a.html

NTT successfully demonstrates 100 Gbps wireless transmission using a new principle (OAM multiplexing) as a world’s first

http://www.ntt.co.jp/news2018/1805e/180515a.html