中国:インドネシアに南シナ海南端の掘削中止要求(動画):
China: requested Indonesia to stop excavation at the South China Sea:
中国:印尼要求停止在南海南端挖掘
ー異例の書簡をインドネシアに送付ー
[シドニー/ジャカルタ 12月1日 ロイター]
南シナ海南端の海域:
複数の関係筋の話で分かった。
中国がインドネシアに対し、
「南シナ海南端の海域での石油・天然ガス掘削中止」を要求したとのこと。
「異例の書簡を、インドネシアに送っていたこと」が判明した。
両国は、同海域での領有権を主張している。
インドネシア
ムハンマド・ファルハン議員中国の外交官がインドネシア外務省に書簡を送付したもの。
中国側の主張:
インドネシアが掘削を行っている海域は中国の領海である。
インドネシアは、掘削を中止すべきだと主張しているという。
インドネシア側の主張:
ムハンマド・ファルハン議員は、
「掘削は中止しないと断固たる返答をした。わが国の主権だ」と述べた。
関係筋によると、中国側は繰り返し掘削の中止を要求している。
問題となっているのは、南シナ海南端の海域。
インドネシアのEEZ:
「海洋法に関する国際連合条約」の下で、
インドネシアのEEZに該当するとして、
2017年に「北ナトゥナ海」と命名した。中国が領有権を主張:
中国はこの命名に反発。
同海域は、中国が領有権を主張する「九段線」の水域内にあると訴えている。
オランダ・ハーグ
仲裁裁判所2016年、「九段線」には、法的な根拠がないと認定した。
ファルハン議員:
海洋法上、インドネシアが「北ナトゥナ海」を領有している。
「中国の外交官が、九段線を持ち出した」のは初めてのこと。
Reuters
https://www.reuters.com/article/indonesia-china-idJPKBN2IG38E
中国、「九段線」を主張、インドネシアEEZに堂々と居座る中国公船(1/3) | JBpress