新型迎撃ミサイル:日米がGPIミサイルを共同開発
New interceptor missile: Japan and the US jointly develop GPI missile
新型攔截飛彈:日美聯合開發GPI飛彈
・日本は、米ノースロップ・グラマン社計画案を採用
・日本は、キルビークルの推進装置と、本体ロケットモーターを製作
時事通信掲載記事からSummaryをお届けします。
日本の防衛省:11月1日
日本は、極超音速兵器迎撃用の滑空段階迎撃用誘導弾(GPI)を、日米で共同開発する。
防衛省は、日本の開発企業として三菱重工に560億円で契約した。
契約金額は560億4500万円で、納期は2029年3月。30年代の開発完了を目指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ada31e58823cdd342cd30fef683a107749028da0
日米が開発計画に合意:10月26日
新迎撃弾の米国側開発会社が、ノースロップグラマンに決定した。
防衛省は26日、GPI(滑空段階迎撃用誘導弾)共同開発に関し、
ノースロップ・グラマン社の計画案採用で国防総省と合意した。
GPI迎撃弾は3段式:
1.日本は弾頭部の「キルビークル」と呼ばれる迎撃体の推進装置と、
2.またミサイル本体の推進装置となるロケットモーターを担当する。
GPI(滑空段階迎撃用誘導弾):
日本側:三菱重工が開発
イージス・システムで運用する極超音速兵器迎撃ミサイルとして、日米共同開発を行う。
GPI(滑空段階迎撃用誘導弾)の日本担当企業は三菱重工に決定した。
アメリカ側:ノースロップ・グラマンが開発
9月26日に米国のGPI開発担当企業がノースロップ・グラマンに決定した。
これで日米のGPI計画の主担当企業が決定した。
日米のGPI:開発分担部位の説明図
1.11月1日、日本防衛省の発表で、
2.日米GPIの開発分担の説明図が紹介された。
日米GPIの基本的な構成要素がが判明した。
日米のGPI開発分担の内容:
ただし、GPI誘導弾の形態は現時点の推定である。
1.第1段ブースター:
米国の既存装備を採用する。米国製:Mk72ブースターを使用。
2.第2段ロケットモーター:
日本が、全て担当する。操舵装置:日本製だ(※空力操舵翼)
3.第3段ロケットモーター:
米国が、主要部分を担当する。
第3段制御装置:日本製Thrust Vector Control(推力偏向制御)の使用は未定
キルビークル(迎撃弾頭):
米国が、キルビークルの主要部分を担当する。
1.外殻:米国
2.誘導制御装置:米国(※ソフトウェア含む)
3.シーカー:米国(※赤外線イメージカメラ)
4.操舵装置:日本(※空力操舵翼)
5.ロケットモーター:日本(※TVC)
6.シーカーウィンドウ:日本(※耐熱サファイヤガラス製窓)
一部の不明な点には、※のマークを付した。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d6dbf1611bd1605deeca0a8015a291fd056eee02