米造船業界:日韓に建造・修理を外注するな!
US shipbuilding industry: Don’t outsource construction and repair to Japan and South Korea!
美國造船業:不要將建造和維修外包給日本和韓國!
・米デル・トロ海軍長官の提案を拒否
・米国艦艇のアウトソーシングに反対
GrandFleetからSummaryをお届けします。
米国のデル・トロ海軍長官
米国のデル・トロ海軍長官は、艦艇の建造・修理に「
米造船業協会のマシュー・パクストン会長:
予想通り、米造船業界は、海軍の構想に異を唱えた。
1.米造船業界が反対するのは、当然の反応である。
2.米造船業界は、「合理性」よりも「雇用」
国防総省の2023年次報告書:
国防総省は昨年10月に年次報告書を発表した。
中国海軍の艦隊規模:
2025年までに395隻、
米海軍の艦隊規模が縮小:
今後30年間の造船計画:
1.2030年までに、有人艦艇330隻を達成する。
2.2045年までに510隻(有人377隻+無人134隻)を達成する。
デル・トロ海軍長官の主張:
昨年9月、デル・トロ海軍長官が同盟国の造船能力活用を訴えた。
今年3月日韓を訪問:
デル・トロ海軍長官は、今年3月日韓を訪問した。
佐世保重工業、
Sea Air Space 2024でスピーチ:
1.米国は世界水準から数十年も遅れた造船
Breaking Defenseが指摘:
このアイデア(艦艇モジュールの海外製造)
米造船業協会マシュー・パクストン会長:
米造船業協会会長が、海軍長官の計画に異を唱え、Breaking Defenseに寄稿した。
2.しかし、米
艦艇建造や整備のアウトソーシングは、主権のアウトソーシングに繋
現在、米海軍の艦隊規模は、議会が義務付けた355隻という要件に達して
2.米海軍と中国海軍の差は、このまま行けば広がる一方だ。
海軍上層部の構想:
海軍上層部は、海外造船所で艦艇を共同建造し、
1.これは、米海軍にとっても米産業基盤にとっても、悲劇的な間違いだ。
韓国や日本に外注:
’韓国や日本に外注して、労働者を解雇すること’は間違いだ。
造船のアウトソーシング選択:
1.アウトソーシングは魅力的に見えるかもしれないが、本当の解決策ではない。
トランプ前大統領もバイデン大統領も米企業からの調達を増やした
両大統領は就任後「Buy American」に関する大統領令を出した。
2.2025年以降も、海軍の全艦艇を国内で建造・修理すべき。
Hanwha Oceanによるフィリー造船所買収:
デル・トロ海軍長官は、Hanwha Oceanによるフィリー造船所買収を手放しで喜んでいるのだろう。