レールガン:「あすか」が長射程射撃に成功!

レールガン:「あすか」が長射程射撃に成功!

・ATLAが、レールガン洋上射撃試験に成功と発表した!

・海自「あすか」から、標的船への射撃や、長射程射撃

Yahoo・9/10(水)掲載記事からSummaryをお届けします。

防衛装備庁:(防衛装備庁のXより)

海上自衛隊の試験艦「あすか」に搭載したレールガン。

9月10日、標的船に対する射撃や、長射程射撃などに成功したと発表した

SNSのX(旧ツイッター)で写真4枚とともに公表した。

「あすか」に艦載したレールガン:

長射程射撃試験は、6月から7月上旬にかけて実施された。

「あすか」に艦載したレールガンが標的船に対する射撃や長射程射撃などに成功した。

艦載されたレールガンが、実際の船舶に向けて成功裏に発射されたのは今回が初めて。

「防衛装備庁技術シンポジウム2025」:

防衛装備庁は、このレールガン・最新試験結果の詳細を、11月11日から12日にかけて都内で開催する。

「防衛装備庁技術シンポジウム2025」で報告する予定だ。

電磁レールガン技術...

今回の海上射撃試験:海自の射撃訓練等区域:

防衛省は、今年6月9日から7月25日まで、八丈島南東海域で「海上射撃試験を実施する」と告示していた。

八丈島南東方の海域には、海自の海上射撃訓練等区域がある。

1.6月上旬、神奈川県横須賀市の海自の長浦港に泊めてあった標的船が出港した。

2.しかし、この間、何らの発表がなく、この射撃試験の結果が注目されていた。

「DSEI Japan 2025」:千葉・幕張メッセ

5月21日から23日まで、千葉・幕張メッセで開催された国際見本市「DSEI Japan 2025」

レールガンの2分の1サイズの模型が、初めて展示された。

日本は、中国、ロシア、北朝鮮からの増大する極超音速脅威に対抗することを目的とした強力な次世代兵器システムである電磁レールガンの開発において、大きな節目を迎えた。

防衛装備庁のレールガンは高性能:

レールガンは、火薬を使わずに電気のエネルギーを利用して極超高速の弾丸を発射する。

1.防衛装備庁の実験では、全長6メートル、口径40ミリの砲身を使用。

2.発射された弾丸は、極超音速となるマッハ7近くの秒速2297メートルを記録した。

3.従来火砲の中で高速な戦車砲の秒速約1750メートルを上回った。

中国を震え上がらせる秘密兵器、レールガンの実力 飽和ミサイル攻撃に対処でき、南西諸島防衛にも最適(1/5) | JBpress (ジェイビープレス)

防衛装備庁のレールガンの経済性:

1.連射も可能で、通常の迎撃ミサイルよりコストを低く抑えられる。

2.ただし、大量の電力が必要で、大容量の電源装置が欠かせない。

3.艦艇などへの搭載では、その小型化が課題となっている。

中国、北朝鮮、ロシアのマッハ5超・極超音速兵器を、迎撃可能である。

日本の2022年度防衛予算:新たな海軍プログラムの概要 - 海軍ニュース

「電磁加速システムの開発」:

防衛省は2016年度から2022年度まで予算10億円を投じてレールガンの基礎研究となる「電磁加速システムの研究」を実施した。

「将来レールガンの研究費」として、2022年度に65億円、2023年度に160億円、2024年度に236億円を計上した。

高出力レーザーシステム】ATLA 研究開発プロジェクト 2023年度進捗状況(防衛装備庁の研究開発事業) - YouTube

高出力レーザーや高出力マイクロ波装置の開発:

防衛省は、レールガンとともに、ドローンを撃墜する高出力レーザーや高出力マイクロ波装置を開発中。

ゲームチェンジャーとなり得る最先端技術兵器として、研究開発を進めている。

香港メディア:2023年12月、

中国の研究チームが、レールガンで連続120発の発射に成功したと報じた。

1.今年9月3日中国が、北京天安門広場で「抗日戦争勝利80周年」の大規模軍事パレード実施した。

2.一方、高出力のレーザー兵器やマイクロ波兵器は登場したが、レールガンは登場しなかった。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/71cfe9cd0afab421e4f63046939b4f73b91fb340