日本:新たな防空手段を実用化:電磁加速システム(動画):
Japan:Use of new air defense measures:Electromagnetic accelerationsystem:
日本:新防空措施的实际应用:电磁加速系统
ー既に試作段階で秒速2297メートルを記録ー
防衛省:
「火薬を使わず、電磁力によって、超高速・長射程弾を連続発射する兵器」を開発。
レールガン(電磁砲):
この新兵器研究・開発に、防衛省が本腰を入れる。
政府の2022年度当初予算案に、65億円を計上した。
極超音速兵器を迎撃:
防衛省がレールガン研究に力を入れるのは、
「周辺国が極超音速兵器を相次いで開発しているため」だ。
「極超音速兵器は、音速の5倍以上の速さ」で飛行する。
そのため迎撃が難しい。
日本のミサイル防衛(MD)を突破する可能性もあるとされる。
日本は新たな防空手段の実用化を目指す。
レールガンとは:
- 導電性素材で造られた2本のレールに、
- その間に同じく導電性のある弾を挟み、
- 大量の電流を流して磁場を発生させる。
それが、弾の推進力になる仕組みだ。
電磁加速システムの研究:
16年度補正予算に「電磁加速システムの研究」として、10億円を盛り込んだ。
以来、電磁加速システムの試作品製造を進めてきた。
目標とする性能:
「戦車砲の秒速1700mを上回る秒速2000m(マッハ6)以上」が目標だ。
防衛装備庁によると、「既に、試作段階で秒速2297メートル」を記録した。
米軍制服組トップ
ミリー統合参謀本部議長ー2021年10月の米メディアのインタビューー
中国:
同年夏に極超音速兵器の発射実験を実施したと指摘。北朝鮮:
朝鮮中央通信は同9月、北朝鮮国防科学院が開発した極超音速ミサイル「火星8」の発射実験を報じた。ロシア:
19年末、極超音速ミサイルシステム「アバンガルド」を実戦配備している。米国の研究:
レールガンの弾丸は100~180キロの距離を飛行するとされる。
- レールガンはミサイル並みの長射程、
- 超高速・長射程弾の連続発射も可能で、
- 大量のミサイル攻撃にも対処できる。
対地、対艦、対空全てで活用が見込める。
軍事的な「ゲームチェンジャー」になるとの見方もある。
防衛省:
2022年度から、エネルギー効率化や高速連射技術の確立へ研究を進める。
2028年度以降に配備を始めたいとしている。
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220101/k00/00m/010/170000c
「レールガン」、日本が本格開発推進
ー変則軌道ミサイル迎撃に、レールガンが必要ー
中国、北朝鮮、ロシア:
最近3か国は、変則軌道の極超音速ミサイル開発を本格化している。
レールガンの必要性:
日本は2015年から、レールガン開発に既に関心を見せてきた。
変則軌道超音速ミサイルは、速度が速い上に、経路を予測しにくい。
既存の迎撃体制では限界があるという。
この判断からレールガンの必要性が台頭したと日経は伝えた。
レールガンの実用化:
レールガン実用化に向けて、「電気を通しやすく頑丈な金属素材の調達が必須」だ。
日本は、「自国の素材産業が、世界一の競争力」を備えている。
この点から、「レールガン実用化で優位に立てるものと判断している」と日経は伝えた。
Joongang Ilbo | 中央日報
https://s.japanese.joins.com/JArticle/286397?sectcode=A00&servcode=A00