島津製作所:海中でのIoT実現目指すー日本財団と石油メジャー:10の技術(動画):
Shimadzu:Aiming to Achieve IoT in the Sea-Nippon Foundation、Oil Major:10Technologies:
Shimadzu Corporation:旨在实现海洋-日本基金会和石油专业的物联网:10项技术
日本財団と石油メジャー:
日本財団と石油メジャーとの間で、日本企業の優れた技術を採用する覚書を1年前に締結。
5月10日、採用候補リストが発表されました。
日本の9社から合わせて10の技術が採用され、油田開発の現場で検証などが行われます。
しかし、海中では、そもそも電波は使えません。
そこで、京都計測機械メーカー・島津製作所の海中・無線通信新技術が採用されました。
島津製作所:ブルー・レーザー技術
その音波に、島津製作所が得意とする「(ブルー)レーザー光源」を応用します。
「(ブルー)レーザー光源」を使えば、強力かつ、高出力の通信が可能になり、「海洋中の施設やモノがすべてIoT化できる」というのです。
海洋油田:新技術の必要性
今、海洋油田の開発現場は、どんどん水深が深くなっています。
モノをつなぐケーブルの長さがコストの制約となっています。
WiーFiで結ばれた様に、モノが動くようになれば、一気に効率も上がる、という新技術なのです。
前述の川崎重工のAUVが、島津製作所の通信技術で、海中を泳ぐ魚のように何基も動いて作業する様子が目に浮かんできます。
島津製作所:磁気装置部
島津製作所の磁気装置部、佐藤恵子さんはこう話します。
海洋開発では、ヒューストンで育まれた技術が世界をリードしています。
一方で、多くの日本企業は、まだ『海』に持ち込んでいないだけで、実は『海』に入れば世界一の技術を、持っています。
京都発でヒューストンのメジャーたちも納得する技術を実現させ、世界一の技術に育てていきたいと思います。
NHKニュース
水中光無線通信で新技術開発…防衛省資金を活用 : テクノロジー : 読売新聞オンライン
https://www.google.co.jp/amp/s/www.yomiuri.co.jp/science/20190130-OYT1T50001/amp/