東北大：Li超イオン伝導材料開発 – 3月6日Nature Communications：
Tohoku Univ: Lithium Superionic Conductive Material – Nature Communications March 6
东北大学：锂超导电导材料的开发 – 自然通讯3月6日
【発表のポイント】
高エネルギー密度リチウム負極を用いて、全固体電池向けのリチウム超イオン伝導材料を開発。
全固体電池性能として、世界最高のエネルギー密度を達成。
水素クラスター分子構造デザインにより、リチウムイオン伝導率をさらに向上可能。
【概要】
東北大学金属材料研究所:
水素とホウ素から形成された水素クラスター材料を用いて、リチウムイオン伝導を研究中。
今回、水素クラスター分子構造のデザインにより、 リチウムイオンを高速伝導する、リチウム超イオン伝導材料を開発。
この材料は、リチウム負極（高エネルギー密度化した）に対し、高い安定性を示します。
リチウム超イオン伝導材料：
全固体電池の固体電解質として用いることにより、 電池使用時間を大幅に向上。
本研究成果は、全固体電池のキーマテリアルとなる新たな固体電解質の開発指針。
2019年3月6日付で英国科学誌Nature Communications のオンライン版に掲載されました。
TOHOKU UNIVERSITY
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/03/press-20190305-01-lithium-web.html