日本の「かが」:米国でF-35Bの発着艦テストへ
Japan’s Kaga: To test F-35B takeoffs and landings in the US
日本「加賀號」:F-35B在美國發射和著陸測試
・空母化・改修が完了、サンディエゴに派遣
・F-35Bでの短距離発艦や垂直着艦試験
共同通信掲載記事からSummaryをお届けします。
日本の護衛艦「かが」:
F-35Bでの発着艦訓練のため、アメリカへ派遣されることが判明した。
「かが」の“空母化”が完了:
1.護衛艦「かが」は、約2年間かけて、発着艦に必要な改修を行った。
2.船首の形の四角形への変更や、甲板後部の塗装の耐熱化を実施。
海上自衛隊の発表:
9月10日、海上自衛隊が米西海岸地域で、米海軍と試験することを発表した。
航空自衛隊が導入するF-35Bで、短距離発艦や垂直着艦、艦内の取り回しの運用を行う。
「いずも」型での発着艦訓練:
1.発着艦訓練実績は、改修前の護衛艦「いずも」で1回のみ。
2.改修後の発着艦訓練は、F-35Bを複数回・連続試験するとのこと。
護衛艦「かが」は、9月17日に広島県呉市を出港する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/623668a6f20a6368a732f212eb624de6839034fe
海上自衛隊:斎藤聡海上幕僚長
9月10日の記者会見:
1.護衛艦「かが」を10月5日~11月18日に米国へ派遣する。
2.サンディエゴ沖で米軍のF35Bを使った発着艦試験を実施する。
「かが」の空母化:
「かが」は、今年3月、空母化に向けた改修工事を実施。
1.艦首部を台形から四角形に変更した。
2.着陸時の熱に備え甲板の一部を耐熱化した。
斎藤氏はと意義を強調:
1.日本周辺海空域を防衛するには、洋上での発着艦を可能とすることが必要不可欠だ。
2.F35Bの運用能力獲得は防衛力を向上させ、インド太平洋地域の平和と安定に資する。
米海軍と米海兵隊が支援:
F35Bを短距離発艦させたり、垂直着艦させたりする。
1.甲板設置のエレベーターを使い、格納庫に機体を納める手順。
2.給油や整備、駐機に際して、各種機器に問題がないかを確認。
海自呉基地を9月17日に出航する予定。
航空自衛隊の隊員約20人も研修のため参加する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7948c291c66055828e47d2688384390d1be0afef
巨大な「いずも」型護衛艦が接岸可能に!
・佐世保基地整備に、360億円を投入
・ “西の拠点”を大幅強化、 新岸壁を整備
佐世保基地の拡張:「崎辺東地区」
壮大!これが「佐世保基地の拡張」完成イメージだ。
1.大型護衛艦が係留可能な岸壁や、後方支援施設を整備する。
2.施設整備費用として、来年度360億円を計上した。
佐世保基地の重要性:
海上自衛隊が保有する全8隻のイージス艦のうち、4隻が母港とする。
今後、南西諸島防衛の後方支援拠点として、さらなる強化が進む。
海上自衛隊が使用する設備:
大型艦船を複数係留できる岸壁のほか、補給倉庫、弾薬保管庫、管理棟なども整備予定。
いずも型などのDDH(ヘリコプター搭載護衛艦)、DDG(ミサイル護衛艦)、AOE(補給艦)も係留可能となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ac8193d2a36a3dcbfe00b474f2ca38b237309a7