ホンダの新型FCV:EV機能付き、充電・給電も可能
Honda’s new FCV: Equipped with EV function, charging and power supply also possible
本田新款FCV:配備EV功能,充電供電也可以
・2024年、日米で「CR-Ve:FCEV」発売 へ
・白金使用量を80%削減、セル数を15%削減
ロイター掲載記事からSummaryをお届けします。
ホンダの新型FCV:
2月28日、新型FCV・CR-Ve:FCEVを発表。
東京都内の展示会で、世界初公開した。
新型FCVは、北米や中国で販売のSUV「CR―V」をベースにした。
家庭や外で充給電できるプラグイン機能を備え、利便性を高めた。
人気のSUVタイプで、EVとしても走行できる
日米でFCV普及促進:
日本では、水素を充填する拠点がまだ少ない。
ホンダは、’EV充電・給電機能を搭載すること’で普及を促進。
FCVとEVの新車販売比率:
2030年に20%、2035年に80%、2040年には100%にする目標。
CR-Ve:FCEVの性能:
FCVとして、1回の水素充填による走行距離は600㎞以上。
EVとして、充電だけで、60㎞となる見込み。
個人ドライバーの不安解消:
1.ホンダの調査で、個人の走行距離は,10km以下が約8割である。
2.水素チャージャーが無くても、EV機能で60㎞走行できる。
ドライバーの不安は軽減される。
米国でリース販売開始:
米国では、今年後半からCR-Ve:FCEVのリース販売を開始する。
先ず、水素スタンドの多いカリフォルニア州で先行販売。
日本で先行予約を受け付け:
日本では、2月29日から先行予約を受け付ける。
今夏から、リース販売開始を検討している。
CR-Ve:FCEVの生産:
米国の工場(オハイオ州)で生産し、日本へ輸出する。
現時点では、販売目標や価格を公表していない。
米ゼネラル・モーターズ(GM):
GMと共同開発した燃料電池システムを搭載。
1.CR-Ve:FCEVの燃料電池システムを、両社合弁のミシガン工場で生産する。
2.20年代半ばに、年2000台の初期販売を目指す。
ホンダFCV「Clarity Fuel Cell」と比較:
CR-Ve:FCEVの量産効果で、製造コストを3分の1に抑制した。
耐久性を倍増させ、耐低温性も向上している。
1.白金の使用量を、80%削減した。
2.また、セル数を、15%削減した。
ホンダの狭山工場縮小:
生産拠点の狭山工場縮小に伴い、2021年にクラリティ生産を終了した。
累計販売は、日本で281台、米国で2111台だった。
https://jp.reuters.com/business/autos/6UBIQ2E5LVIDRGPSPMPZGD5LEQ-2024-02-28/