COVID-19:韓国CMOの実力:mRNAワクチンの受託生産(動画):
COVID-19: Korean CMO’s ability: Contract production of mRNA vaccine:
COVID-19:韩国CMO的能力:合同生产mRNA疫苗
2021/01/04
ワクチン確保競争:
全世界が、ワクチン確保の真っただ中にいる。
特に、90%以上の免疫効果が確認された2つのワクチン。
米ファイザー社とモデルナ社のワクチンの確保競争が激烈だ。
韓国のCMO:
しかし、韓国には、両社のワクチンを受託生産する企業(CMO、医薬品製造受託機関)がない。
韓国の企業は、なぜ、このワクチンの受託生産すらできないのか?
従来のワクチン:
毒性をなくしたウイルスを使って、ワクチンを製造する。
一部のたんぱく質を人体に注入し、免疫反応を誘導するという原理。
ファイザーとモデルナのワクチン:
しかし、ファイザーとモデルナのワクチンは、作り方が異なる。
ウイルスのたんぱく質ではなく、「このたんぱく質形成を誘導する遺伝子(mRNA)による免疫反応」を誘発させる。
ほかのワクチンよりも安全だが、製造方法は難しい。
韓国SKバイオサイエンス:
韓国企業は、mRNAワクチンを大量生産した経験はない。
SKバイオサイエンスが受託生産しているノババックス・アストラゼネカのワクチンは、
- ノババックスはたんぱく質を利用、
- アストラゼネカはウイルスを利用、
上記は、mRNAワクチンではない。
韓国サムスンバイオロジクス:
韓国の代表的な受託生産企業、サムスンバイオロジクスは、ワクチンを生産したことが全くない。
現在は新型コロナウイルス感染症の治療薬だけを生産している。
現在、mRNAワクチンの生産設備を備えた企業は韓国には1社もないという。
Chosun Online | 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2021010480277
Moderna Expected to Rely on CMOs in Asia for Vaccine Production – Businesskorea
http://www.businesskorea.co.kr/news/articleView.html?idxno=57726
ファイザーとBioNTech、日本においてCOVID-19ワクチンの製造販売承認申請を発表
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2020/2020_12_18.html
Moderna社および厚生労働省との提携による、新型コロナウイルス感染症ワクチンの日本における供給について
https://www.takeda.com/jp/newsroom/newsreleases/2020/20201029-8211/