📊石油統計速報 2018年3月分

📊石油統計速報 2018年3月分

2018年4月27日

資源エネルギー庁

資源・燃料部政策課

1.原油の動向

3月の原油輸入量は1,586万kl、前年同月比100.5%と4ヶ月ぶりに前年を上回った。輸入量の多い順にみると、

(1)サウジアラビア(634万kl、前年同月比95.7%)

(2)アラブ首長国連邦(413万kl、同111.7%)

(3)カタール(151万kl、同110.9%)

(4)クウェート(98万kl、同93.9%)

(5)イラン(97万kl、同87.6%)となっている。

なお、今月の中東依存度は91.3%、前年同月に比べ0.7ポイント増と8ヶ月連続で前年を上回った。

2.燃料油の生産

燃料油の生産は1,535万kl、前年同月比98.1%と4ヶ月連続で前年を下回った。油種別にみると、灯油、軽油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油及びA重油は前年同月を下回った。

3.燃料油の輸入、輸出

燃料油の輸入は338万kl、前年同月比130.5%と8ヶ月連続で前年を上回った。輸出は271万kl、前年同月比96.2%と3ヶ月連続で前年を下回った。

4.燃料油の国内販売

燃料油の国内販売は1,511万kl、前年同月比94.9%と前年を下回った。油種別にみると、軽油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油及びA重油は前年同月を下回った。

5.燃料油の在庫

燃料油の在庫は893万kl、前年同月比105.3%と4ヶ月ぶりに前年を上回った。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油及び灯油は前年同月を上回ったが、ガソリン、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。

http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sekiyuso/result/pdf/h2j581011e.pdf