中国外務省：オスプレイ墜落を批判
China: Criticizes Osprey crash
中國：批評魚鷹墜毀事件
～オスプレイが日本で墜落した事故
～’同盟国にとって危険要因’と米国を批判
テレビ朝日放送記事からSummaryをお届けします。
中国外務省が批判：
アメリカ軍の輸送機「オスプレイ」が墜落した事故について中国外務省が初めて言及。
アメリカは「同盟国の危険要因になっている」と批判した。
オスプレイの墜落事故：
11月29日、オスプレイが鹿児島県の屋久島沖で墜落した。
乗組員8人のうち、1人の死亡が確認され、5人の遺体が発見された。
中国外務省の会見：
中国外務省は、12月5日の会見で事故に触れた。
米国は’同盟国の安全を保護する’と云う。しかし’実際は危険要因だ’と強調。
また、オスプレイは’幾度か重大な事故を起こしている’と指摘。
アメリカに対し、事故原因の調査と説明を求めた。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000327032.html
オスプレイの事故率：米軍の最新データで調査
Yahoo!ニュース掲載記事からSummaryをお届けします。
米軍オスプレイの事故率：
’オスプレイの事故率は、他の軍用機と比べても高くない’と云われる。
本当に、オスプレイの事故率は低いのか？
CV22オスプレイの事故率：
米空軍安全センターの最新事故統計データで調査した。
CV22オスプレイは、鹿児島県屋久島沖に墜落した事故機（米空軍仕様）と同じ。
クラスA：重大事故の発生率
「クラスA」と呼ばれる重大事故の発生率（10万飛行時間あたりの事故件数）
2021年12月末時点で、10万飛行時間あたり6.00件に及ぶ。
この事故率は高すぎ：
この事故率は、2023年9月時点の米空軍全体で、’有人機が1.35、無人機が2.58’
10万飛行時間あたり6.00件は、極めて高い。
クラスAの事故率が上昇傾向：
米空軍安全センターによると、CV22のクラスAの事故数は、過去20年間で上昇傾向。
クラスＡの事故とは：
10万飛行時間当たりで総額250万ドル（約3億7000万円）以上の機体損害、
乗員の死亡または後遺障がいをもたらした重大事故の場合に指定される。
（出典：米空軍安全センター）
クラスBの事故数：
CV22は、クラスBの事故数でも、上昇傾向を見せている。
クラスBとは、被害額60万ドル以上で250万ドル未満。障がいの残るけが人が出た事故が当てはまる。
CV22オスプレイの「クラスB」の事故も2002年度から上昇傾向にある。
上図の黒い斜線が事故発生のトレンドライン（傾向線）で右肩上がりになっている。
直近のクラスBの事故率：
直近のクラスBの事故率は、2.00になっている。
米空軍の他の軍用機について、クラスBのデータは示されていない。
日本に配備されたオスプレイ機数：
在日米軍のオスプレイ：
横田基地に空軍仕様のCV22が、6機配備。
普天間飛行場に海兵隊仕様のMV22が、24機配備。
CV22とMV22では、機体構造が約9割共通だ。
陸上自衛隊のオスプレイ：
陸上自衛隊は、V22オスプレイを木更津駐屯地（千葉県）に、14機配備。
最終的に計17機を導入する予定。基本構造はMV22と同じだ。
それではMV22の事故発生率はどうなっているのか？
米海兵隊仕様のMV22の事故率：
MV-22 OSPREY：
在沖縄海兵隊：MV22オスプレイの紹介サイト
(https://www.okinawa.marines.mil/Portals/190/Docs/MV22.pdf)
先ず「MV22は安全である」と記されている。
2010年度以降、’クラスAの事故率が、10万飛行時間当たり3.27’
’他の海兵隊の軍用機と同レベルであること’が強調されている。
2023年7月 事故報告書：
2022年6月に米カリフォルニア州の砂漠にMV22が墜落して隊員5人が死亡。この事故を受け、2023年7月 公表された。
MV22の平均事故発生率：
MV22の過去10年間のクラスAの平均事故発生率は、’10万飛行時間当たり3.16’
オンライン雑誌：フライトファックス
米陸軍戦闘即応センターが発行する。航空安全に関するオンライン雑誌・フライトファックス
米陸軍が運用する有人機の重大事故率は、’2023年11月現在で1.62’と低い。
これと比べてオスプレイの重大事故率は、’CV22の6.00とMV22の3.16’は、依然高い。
日本の防衛省：CH47との比較
防衛省は、基本性能 や騒音の面で、’オスプレイと陸自のヘリコプター「CH47」を比較’
フライトファックス：2021年1月
CH47を含むH47系ヘリコプターは、’クラスAの事故率が1.29にとどまる’
H47系ヘリコプターは、オスプレイの事故率と比べ、かなり低い。
日本だけがオスプレイを導入：
米軍以外でオスプレイ導入を決めた国は、日本だけだ。
オーストラリアやインドネシア、イスラエルなど、調達に興味を示していた。
しかし、最終的には導入を見送った。
現在、’海外では、陸自の17機しか買い手がいない’のが実情。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d73c22f171e1ea88e03ec7db432b807fb936d744
End of V-22 Production Signals Failure of Pentagon’s Wishful Thinking
A US Air Force CV-22：
the special operations variant of the Marine Corps’ V-22 Osprey.
As production of the V-22 is winding down,
it is clear that this complex aircraft has never lived up to its billing.
It has proved to be very expensive to buy and to operate, very unreliable and,
finally, developed for a military need that has never materialized. (USAF photo)
The V-22 tiltrotor production line：
is slated to shut down in 2026, given the lack of Pentagon orders for more of them in next year’s budget.
Its fate illustrates the military-industrial complex’s inbred wishful thinking, and its complete lack of a bullwish detector.
The V-22 Osprey：
takes off and lands like a helicopter, but its tilting engines and rotors let it fly further and faster than a normal chopper.
In December,the Army announced
it will buy Bell’s V-280 Valor tiltrotor to replace its aging fleet of UH-60 Black Hawks.
It is slated to be the Pentagon’s second production tiltrotor, after the V-22.
The V-280 program could be worth up to $70 billon,
the Army’s top aviation general said when he announced the deal.
That includes, he added, “potential foreign military sales.”