東芝:5G無線中継回線、20Gbpsの伝送速度:偏波MIMO-OFDM/歪み補正技術:  Toshiba:5G wireless relay line、20Gbps transmission:MIMO-OFDM/distortion correction:  东芝:5G无线中继线,20Gbps传输速度:极化MIMO-OFDM /失真校正技术

東芝:5G無線中継回線、20Gbpsの伝送速度:偏波MIMO-OFDM/歪み補正技術: 
Toshiba:5G wireless relay line、20Gbps transmission:MIMO-OFDM/distortion correction: 
东芝:5G无线中继线,20Gbps传输速度:极化MIMO-OFDM /失真校正技术

-送受信アナログ回路の歪みを補正する新技術により伝送速度の高速化とコスト削減を両立-

東芝:5G無線中継回線

東芝は、5G無線中継回線向けに、伝送速度20Gbpsの超高速無線技術を開発しました。

中継回線・ネットワークとは:

5G・通信事業者の基幹回線網(注1)などで、末端のアクセス回線と、中心部の基幹通信網(バックボーン回線)をつなぐネットワークのこと

伝送速度20Gbpsを達成:(図1)

通信距離5kmと等価に設定した(注2)伝送実証試験において、伝送速度20Gbpsを達成しました。

本技術により、バックホール回線で従来必要とされていた光ファイバなどのケーブルの設置が不要となり、工事費やメンテナンスの削減が可能となります。

5Gの構築:基地局とモバイル端末間

工場内の各種センサーをつないで製造プロセスを最適化するスマートファクトリーや、モビリティの自動運転を可能にする次世代通信インフラとして、5Gの構築が進められています。

5Gでの基地局とモバイル端末間の伝送速度を高速化するには、基地局と基幹回線網を繋ぐバックホール回線の大容量化が必要です。

偏波MIMO-OFDM方式:新たに歪み補正技術

そこで当社は、複数の送受信アンテナ間で、それぞれ垂直方向と水平方向の2つの偏波(電磁波)を用い信号を多重化して伝送しました。

大容量高速通信を可能にする偏波MIMO-OFDM方式に着目し、この方式に新たに歪み補正技術を用いることにより、広帯域において伝送速度20Gbpsの安定した高速大容量通信を実現しました。

当社は、本技術の詳細を、米国・ハワイで開催される通信系技術の国際会議「Globecom2019」にて、12月10日(現地時間)に発表しました。

https://www.toshiba.co.jp/rdc/detail/1912_01.htm?from=RSS_PRESS&uid=20191212-6417