兵庫県立大:海底熱水鉱床の構造解明:沖縄本島、金、銀、銅、亜鉛層(動画):
Hyogo Pref Univ:Structure of submarine hydrothermal depo:Okinawa、gold、silver、layers:
兵库县立大学:海底热液矿床的结构解析:冲绳本岛,金,银,铜和锌层
兵庫県立大/京都大
京都大や兵庫県立大などの共同研究グループが、「このほど、沖縄本島の北西沖にある同鉱床の地下構造を突き止めた」と、発表しました。
世界的に金属資源の枯渇が懸念されています。
日本のEEZ(領海・排他的経済水域)の底には、数多くの鉱床が眠っています。
今回の発見:海底熱水鉱床
今回の発見は、将来の資源開発に向けた手がかりにもなりそうです。
海底熱水鉱床は、海底でマグマに熱せられた海水が噴出し、その中に含まれる金属成分が冷えて固まりできる。
沖縄本島沖や伊豆、小笠原海域で見つかっています。
鉱物の埋蔵量は、沖縄本島沖の1カ所だけでも数百万トンに及ぶとのこと。
「海底電気探査」:断面図を作成
研究は2012年に始まり、両大学のほか、九州大と海洋研究開発機構も参加しています。
微弱な電流を海底に流して地下の断面図を作成する「海底電気探査」。
兵庫県立大大学院:後藤教授(地球物理学)
海底電気探査は海底の掘削調査よりも大幅に時間が短縮できます。
広範囲を探査できることも実証しました。
将来、金属資源の世界的な価格高騰が予測される。
調査手法を組み合わせることで、「日本の海底に、どれだけの埋蔵量があるかを効率良く推定」できます。
(地道優樹)(神戸新聞NEXT) – Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000006-kobenext-sctch